映画上映とトークセッション『学生叛乱からロスジェネへ』(3月21日、神戸大学

安田落城と連合赤軍事件で日本の叛乱の季節は終わった?――そんな紋切り型の歴史認識は現状肯定の別名ではないのか。1969年の京大ノンセクトの運動を中心に描き、土本典昭監督の転換点となった作品『パルチザン前史』を観ながら、戦後学生運動から現代の反貧困を貫く諸問題を考えたい。

■日時:2010年3月21日(日)
13:00〜15:00 『パルチザン前史』(小川プロダクション、1969年)上映フィルム提供:アテネ・フランセ文化センター
15:30〜17:30 トークセッション
出演:鈴木英生(『新左翼とロスジェネ』著者)×市田良彦(神戸大教授)
ゲスト:元京都パルチザン闘士(『パルチザン前史』出演者)ほか

■会場:神戸大学国際文化学部 B109教室
http://web.cla.kobe-u.ac.jp/static/maps.html

■会場へのアクセス:
阪神「御影」、阪急「六甲」、JR「六甲道」下車
神戸市バス16系統「六甲ケーブル下」行に乗車
神大国際文化学部前」下車。徒歩3分

■入場:無料(当日先着順、予約不可)

■出演者略歴:
鈴木英生 1975年生。京都大学経済学部卒。新聞記者。著書『新左翼とロスジェネ』(集英社新書、2009年)
市田良彦 1957年生。神戸大学大学院国際文化学研究科教授(社会思想史)。著書に『ランシエール:新〈音楽の哲学〉』(白水社、2007年)など。編著に『革命は論じるよりやったほうがおもしろい:聞書きブント一代、石井暎禧』(世界書院、2010年)