<開放系討議空間>「毛利嘉孝と考える 文化と運動」

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「横断するポピュラーカルチャー」研究ワークショップ
<開放系討議空間>「毛利嘉孝と考える 文化と運動」
開催のお知らせ
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以下の要領で、研究ワークショップを行います。どなたでもご自由にご参加ください。

日時:2009年12月12日(土曜日)午後4時より
場所:大阪大学豊中キャンパス 待兼山会館2階、会議室

「『ストリートの思想』は希望の思想である。私たちを取り巻く状況はけっして明るいものではない。けれども、過剰に悲観的にならずに、いろいろなところに散らばっている可能性を拾い集めてつなぎ合わせることが、今一番必要とされている。ストリートはそうした可能性に溢れている場所なのだ」
毛利嘉孝『ストリートの思想〜転換期としての1990年代』2009、NHK出版)。

そうなのだ。私たちの可能性は説教くさく論壇で啓蒙されるものでもなければ、専門家に教えられることでもなく、そこかしこに散らばり、また溢れる。そしてその散乱し溢れ続ける「文化は政治に従属しない。文化は手段ではなく、むしろ目的である」(同)。そのとき浮かびあがる運動とは、どのような力なのか。文化を研究することは、文化を目的として生成する運動の中にあって、何を担うのか。
毛利嘉孝さんの著書『ストリートの思想〜転換期としての1990年代』を中心に読んで、複数の人が発言を準備します。

■[発言予定]
山新也さん(文学研究科院)
藤田智博さん(人間科学研究科院)
にわとりさん(うたうたい ときどき笛吹き)
・・・・・・・・(その他続々結集中)

■[応答] 毛利嘉孝さん(東京芸術大学准教授)
■[司会] 冨山一郎さん(大阪大学教授)

■[主催]「横断するポピュラーカルチャー」研究プロジェクト(大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」)+大阪大学文学研究科国際現代文化研究ハブ
http://www.let.osaka-u.ac.jp/crossing-popularculture/
■[問い合わせ] crossing-popularculture@let.osaka-u.ac.jp(担当 古川岳志)まで