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リニューアルの名の下で規模が縮小されたブックファースト京都店に行ってきました。以前はビルの3〜6階に入居していましたが、4・5階に売り場が集約され、売り場面積は半分になりました。
簡単にまとめると、4階が雑誌や文庫などの動きが激しい本、5階に専門書が配置されています。
気になるのは人文コーナーですが、哲学・思想、精神・心理、歴史・人類学で人文書のコーナーが構成される形になっています。
とりあえず、哲学・思想の列は以下のような感じです(高さ2メートル強の本棚が、幅5・6メートルくらいに並べられています)
・ちくま文庫・学芸文庫の人文系のラインナップ(全段を使って、全て面出しディスプレイ)
・現代思想・社会学の棚:現代思想(フーコー、ドゥルーズ、ネグリ、デリダ、ジジェク、アガンベンなど)、社会学(理論系。バウマンなど)、J社会学(北田、東、ゼロ年代)日本人思想家(池田、鷲田、仲正、内田、ニューアカ)
・雑誌(現代思想など)、シリーズ(思考のフロンティア、中公クラシック、メチエ、NHKブックスなど)
・哲学一般:言語学・記号論(ソシュール)、科学哲学、中国(儒学、老荘)、日本近代(京都学派、加藤周一、小熊、社会・共産主義など)
西洋哲学:哲学(カント、ヘーゲル、マルクス主義(アルチュセール)、アレント、ベンヤミン、アドルノ、バルト、ハーバーマスなど)、カルスタ・ポスコロ(サイード、ギルロイ、スピヴァクなど)
だいぶん集約された感じですね。