現代思想2008年12月号 特集=ドゥルーズ

現代思想2008年12月号 特集=ドゥルーズ

『シネマ1&2』の刊行記念。ドゥルーズさんは何というか、あらゆる素材を、いっぺんにまとめてごった煮にして活性化してみせるみたいなイメージというか思いこみが自分にはあって、自分にとってはやや食わず嫌い的なところがあります。若い人たちが果敢にドゥルーズさんにチャレンジしていくのを見ると、何か、ずげぇなぁって思う。すげえなぁ。

話とか、ネタはおもろいんやけど、色々な人が集まって、思い思いに話をしはじめて、話のベクトルがあっちゃ行ったりこっちゃ行ったりし始めると、もう付いていけない。これがドゥルーズさんのなせる業なんかな。いや、ただ単に、自分の引き出しが乏しすぎるだけだ。

明らかに「新〈音楽の哲学〉」に触発された論考が。絶賛してたご本人だから当然か。

とりあえず『シネマ1&2』は面白そうだから読んでみよう。