会社の方のご厚意もあって、新商品を製作する仕事の一部(商品の表面的な部分に関わること)に携わらさせていただいたのですが、年末に新商品が会社に搬入され、お正月を挟んで、年明けに出荷を開始、ちょうど今の時期からしばらくの間、いくつか店舗に並べていただいています。

幸いにして、近くのとあるお店からもご注文をいただきました。てなわけで、先日、お店にお邪魔して、様子を拝見してまいりました。

…、うーん…。

陳列されている棚を見ると、周囲には他社さんのおしゃれなパッケージングの商品がズラリ。

軽快でポップな雰囲気が醸し出される中、私が関わった商品はと申しますと、どことなくどてーんとして、のっぺりとした感じ。明らかに場違いな雰囲気が。

相手が悪いという言い訳もできるかもしれませんが、棚に並んで見て初めて、ああ、ここはこうした方が良かったな、ということを具体的に感じました。今さらなのかもしれませんが。

商品を製作する上で考えなければならない条件や基準が、店頭に並んでいるのを見るまでは持っていないか、あったとしてもあやふやなものだったということを痛感すると同時に、他社さんの商品から、具体的な基準や条件を学んだように思います。

今回は商品製作の下流部の方に関わったわけですが、これからの1年は上流から下流まで一通りの仕事を身に付けて、自分で一から仕事をやっていける条件と能力を整えていければと、そんなことを考えたひと時でした。