ガンバはよくがんばったと思う。

別に親父ギャグを言うつもりは全くないけど。でもよくがんばったと思う。



J1公式戦第9節@ホームズスタジアム神戸
ヴィッセル神戸 vs ガンバ大阪



見に行ってきました。すごい人出。公園入り口から行列。さすがGW。


←ここから並びます。

↑試合前のアップ中&試合前には大きな旗が登場。ガンバさんは一文字で「OSAKA」でした。なかなか見ごたえがありました(写真撮ってないけど)。


開始早々(5分くらい?)、ガンバのエースのマグノ・アウベスが一発退場。どうもマークについていたDFに対して故意に肘鉄かケリを入れてしまったらしい。故意ならしゃーない。キツイ判定ではあったけど。で、試合のほとんどを10人で戦うはめになったのですが。


しかし先制したのはガンバ。


テンポのよいポゼッションで徐々に押し込み、バレー(?)が裏へ抜けるところを(ど真ん中を突破やっけ?)、DFがたまらずファール。


真正面からフリーキック。これを遠藤さんがきれいに決めました。


10人のガンバは遠藤さんを中心にテンポよくポゼッションをなさいました。


数が少なくても要所要所で数的優位を作って、フリーのスペースを作って、サイドへ裏へどんどん人が飛び出して、チャンスを作っていく技術はさすが。長短のパスと緩急をつけたプレー、それぞれの選手がパスコースへ顔を出し、次々とボールをつないでいく動き、これは相当意識が高くないとできんと思う。ポゼッションの良いお手本でした。


守備でも相手FWに飛んでくるロングボールをしっかりとカットし、こぼれ球相手に拾わせないのを徹底。ボールを奪われた際の切り替えも早く、バレー、二川、家長のチェックから高い位置でボールを奪い、何度もチャンスが。


ただ、人数が少ないこともあり、カウンターには後手を踏んでしまった感が。FKからの得点の直後、前がかりになり、サイドバックが上がりきってしまったスペースを衝かれ、センタリング。サイドに引っ張り出されてマークの枚数が足りず、逆サイドから上がってきた大久保が頭で合わせてゴール。後半も同じような形でCKを与えてしまってゴールを献上。総じて守備は徹底されてはいたものの、いかんせん10人ではどうしようもないところか。


今日は数的不利&勝ち越されても自分のサッカーを見失わなかったガンバの良さが光る。勝ち越された後の後半19分には相手のパスミスをからすばやくボールを前線へ運び、右サイドの二川からやや長めのボールがバレーへ。バレーがこれを上手にトラップしてDFをかわし、豪快にシュート。2対2の同点に。その後も何度かカウンターにさらされながらもチャンスを作り、試合終了間際にはロングスローをバレーが触り、播戸が飛び込むも、惜しくもポスト。どの選手も全力を尽くした感があるけど、勝ち越せる場面を活かせなかったのはガンバにとって痛かったところかな。


てか、俺はガンバあんまし好きではないんやけど…。


ガンバにとってはいい試合ができたけど勝ち点3が取れんかったのが悔やまれるところ。


ヴィッセルにとって最大の不幸は今日勝ち点を頂いてしまったこと。自分の力ではなく、棚からぼた餅として。全く自分のサッカーができていない(というか、ない)のに、それを痛感し、反省する機会は、再びJ2の彼方へと…。



以下、記録。


得点:
前半16分(G大阪)遠藤
前半17分(神戸)大久保
後半11分(神戸)河本
後半19分(G大阪)バレー


シュート数:11−17


コーナーキック:6−8


フリーキック:8−24


ボールキープ率:42%−58%


数的優位でこれか…。どっちがホームやねん。