「自分を見失うな!!」
↑表題は今日の教訓。
さて、半年ほど前に京都に行った時、平安神宮周辺について次のように書いた。
それにしても、このあたりは、明らかに京都では異質な場所だ。建物が建て込んでいる市内とは違って、広大な場所。いるだけで圧倒されるような広さを感じる場所だ。その中に、記念碑のような建物が点在する。儀礼的・儀式的な空間。
市立美術館が「帝冠様式」の建物だということにも、初めて気づいた。「観光」や「文化」の担い手としての役割を果たす、ハコものが配置されている。そんな感じだろうか。後で思ったのは、パリのコンコルド広場になんとなく似ているということ。
で、何か手がかりになる本はないものか、と思いつつ時は過ぎた今日このごろ。
- 作者: 高木博志
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2006/07/07
- メディア: 単行本
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内容(「BOOK」データベースより)
日本を国民国家として創出するためには、共通の「記憶」をもった「国民」の創造が不可欠である。本書が焦点を当てる京都と奈良は、近代天皇制が自らの原郷・聖所(古都)として日本人の集合的記憶に刻みつけようとした特権的な空間であった。この二つの都市が「古都」として表象されていく過程を、江戸期から克明にたどる。
古都として表象されていく過程。古都として構築されていく過程とかいうのは扱ってないのかな。
Black Mahogani [FROM US] [IMPORT]
- アーティスト: Moodymann
- 出版社/メーカー: Peacefrog
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
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「デトロイト」の「ハウス」。すばらしいの一言。ジャズ、ファンク、ソウル…etcといった「ブラック」な要素を各所に垣間見ることはたやすいし、「ブラック」な要素に彩られた各曲は例外なく、オシャレで美しい。しかし、それ以上にすばらしいのは、この鬼才が「ブラック」な要素を曲に充満させながらも常に、「ハウス」というある特定のグルーヴとスピードを持った4つ打ち(基本的には)へとまとめ上げていることだろう。流麗なストリングスを響かせつつ「ハウス」であることを宣言するラスト2つの「Mahogani」は圧巻。泣けます。