京都に行く。

京都に行ってきました。

今日の記録です。

阪急で六甲から河原町へ。目的は主に2つ。国立近代美術館でやっている企画展、「ドイツ写真の現在」を見に行くことと、六角堂へ行くこと。

付いたのが昼ごろだったので、寺町のデバイスカフェで昼食。四条通りまで戻るついでに、寺町と新京極を行ったり来たりしながら、小さな路地のグラフィティを写真に収める。なんか最近、四条らへんが妙に綺麗になってきたような気がする。

で、岡崎の国立近代美術館へ。四条から歩くことにした。まず東大路へ。知恩院あたりで川沿いの小道(華頂のあたり)に入って、そのまま岡崎へ。


実は、平安神宮あたりにくるのは高校以来だったりする。市立美術館、京都会館などをカメラに収め、国立近代美術館へ行く。実は、周辺に案内標識がなかったりする。市立美術館はあるのに。

それにしても、このあたりは、明らかに京都では異質な場所だ。建物が建て込んでいる市内とは違って、広大な場所。いるだけで圧倒されるような広さを感じる場所だ。その中に、記念碑のような建物が点在する。儀礼的・儀式的な空間。

市立美術館が「帝冠様式」の建物だということにも、初めて気づいた。「観光」や「文化」の担い手としての役割を果たす、ハコものが配置されている。そんな感じだろうか。後で思ったのは、パリのコンコルド広場になんとなく似ているということ。



たぶん、こういうことについては、詳しい研究があるだろうけど。タカシ・フジタニ、『天皇のページェント』とか。

で、「ドイツ写真の現在」。面白い作品が色々あったけど、個人的に気に入ったのは、アンドレアス・グルスキーの作品。人はもはや風景の部品として、配置されているにすぎない、そういう写真。風景の背後にある、システムや構造みたいなものを、強く意識させてくる作品だった。

二条を西へ歩く。川端を越え、高瀬川沿いを歩いて、京都市役所へ。すぐそばに中古のレコード屋があったので、ついつい入店。3枚ばかし購入。全部、デトロイト・テクノの中古。

六角堂へ向かわなければ。三条をひたすら、烏丸まで歩いた。だいぶん暗くなってきたのであせる。六角堂に着いたはいいものの、拝観時間は終了。閉門。しまった。。。