イタリア:セリエA第22節、オランダ:エーディビジ第21節

カルチョユベントスが圧倒的な独走態勢。ミラン頑張れよ〜(もとよりインテルには期待しておりませんので)。。。なぜかこのところASローマが絶好調(笑)。vsリヴォルノ戦では、堅守を誇るリヴォルノ相手に3得点(トッティ×2、タッディ)。というわけで、この日のローマは、、、

GK:ドーニ
DF:クフレ(左)、メクセス(センター)、ボヴォ(センター)パヌッチ(右)
MF:デ・ロッシボランチ)、アクィラーニボランチ、66分:ダクール)、マンシーニ(左、75分:トンマージ)、ペロッタ(右)、タッディ(トップ下)
FW:トッティ(85分:アルヴァレス)

モンテッラいませーん。カッサーノもいませーん。FWがいませーん(笑)。だがMFは腐るほどおる(笑)。スパレッティ監督の苦労が忍ばれます。苦し紛れのトッティワン・トップ。しかし、これが上手くいってしまう。。。面白いようにパスが繋がる。ポストにパス出しにトッティが大車輪。中盤の選手が上手く攻撃に絡み、全員攻撃全員守備。しかしデ・ロッシはうまいなぁ。。。31分、トッティのキャノン砲。41分、左サイドからのセンタリングにリヴォルノDFが思わずファール(ペロッタだったかな?)。PKをトッティが馳走。

後半も相変わらずローマペース。パヌッチの絶妙のクロスが飛び出すも、惜しくもゴールならず。しかし62分トッティからのパスを受けたタッディが裏へ抜け出し、3点目。これでローマの勝ちがほぼ決定。結果は3−0。

この日はローマのいいところだらけ。マンシーニのサイドからの崩しはキレキレ。守備ではアクィラーニデ・ロッシが中盤を制圧。メクセスルカレッリを完封。久々にローマがおもろいサッカーをやってくれました。もうけもうけ。
この調子でユーべとかもやっつけてくれへんかな。対戦は3月?ちょっと無理やな。調子が持ちそうにない。。。

さて、エールディビジはと申しますと、PSVが首位を走り、フェイエノールト、AZがそれに追走。おなじみの3強が、、、と思いきや、あれ?アヤックスがいないぞ?どこ行った、、、なんと現在、絶望的な第3位。
毎度、ボスマン裁定の影響をモロに受けるこのチーム。現在はズラタンの後がま探しに四苦八苦。点が入らん。21節終了時点で、PSVが42点、フェイエノールト&AZが54点決めているのに対して、35点。どこか物足りない。おまけに守備もたいして強くない。PSVが12点で抑えているところを、27点。取れんし、取られるし、これでは勝てない。てなわけで、21節のvsユトレヒト戦では、いよいよ本格的に守備が崩壊。4位のユトレヒト相手に4失点。。。得点はわずかに1点のみ。
別に圧倒的に力の差があるわけではない。タレントでは、アヤックスが絶対優位。ガラセクも頑張ってるし、カリステアスのコンディションはかなりいいと見た。
しかし、いかんせん、攻撃にスピードが無い。カリステアスにはボールが収まるし、空中戦でも優位に立っている。でも、セカンドボールが取れない。サポートが遅い。全体的な押上げ(特にDFライン)が、かなり遅いように思われる。その結果、ハリステアスのポストからサイドへ展開しても、中が追いつかず、クロスがなかなかあがらない。無理な突破や不用意なボールの放り込みでカウンターを食らう。気づけば中盤はガラガラ。おまけに対人の寄せも遅く、簡単に自陣にボールを運ばれ、軽く振られてシュート。各DFの寄せの遅さ、軽さはかなり重症と見た。
それでも、カリステアスがかなり頑張っているように思われる。かなりドリブルが上手い。あんなに足が速かったとは知らなかった。何回かサイドを突破してチャンスメーキングしていたし、あの戦車みたいなドリブルはかなりイイ。かっこよかった。とても器用なプレーヤーだ。されど如何せん、飛び込みの遅さが悔やまれる。
苦しい状況にある名門アヤックス。どうするの?ブリント監督。