巨星墜つ

 今週の木曜日、仰木彬オリックスBs監督が亡くなりました。享年70歳。
 つい先日終わったばかりのパリーグペナントレースではその健在ぶりを見せつけていたにも関わらず、あまりにも残念です。来シーズン以降はオリックスのフロントでの活躍を期待していたのですが…。合併球団の初年度が最後のご奉公となってしまいました。今となっては、本当に体躯に鞭を打っていたのだと悲しくなります。パリーグはいまだ渦中にあるだけに、正直なところ、あの世に連れて行く順番が明らかに間違ってるやないか!!と天に向かって叫んでやりたい気分です。
 イチロー、野茂、吉井、田口を筆頭に、東のノムさんと並んで数多くの名選手を送り出し、平成の名将とよんでも差し支えは無いでしょう。今ではノムさんが胡散臭い人になってしまった一方で、寡黙に指揮を執る姿には感慨を覚えました。そういえば、今年は一回もスカイマークには行きませんでした。今から思うと残念でなりません。
 あの10.19に10.8、いて前打線に仰木マジックがんばろうKOBE…、グラウンドの外ではとんでもない遊び人としても知られ、厳しくも熱いあの勇姿は、もう見られません…。